物事は人間の感情など気にかけない

2019年2月24日ストア派哲学


久しぶりに「ストア派哲学入門」の読後記録です。
2月のテーマは「情念と感情」です。
記録も残さないうちに23日になってしまいました。
「時間」も「物事」の一部で、私の感情など気にかけずにさっさと過ぎてしまいます。

悲しんでも仕方がありません。そういうものだということを理解し、楽しく毎日を過ごしていきます。

物事に腹をたてるのをやめよ。 物事のほうではそんなことお構いなしなのだから

マルクス・アウレリウス「自省録」

悲劇作家エウリピデスの戯曲からの引用だそうです。

ストア派哲学の考えの大切な基本的考えである、自分でコントロールできることの範囲内だけ考えよ、を表現を変えて記したことと思われます。

そう言うと、運命論者みたいに思われることをありますが、感情的になっても解決に効果のないことは冷静に受け止められる心の訓練を進めて行きます。