家庭医の生涯教育のためのワークシヨップへ参加

2017年1月27日日記

今日は外来終了後、急いで、東京の平河町の全共連ビルで開催された、日本家庭医療学会主催の第13回家庭医の生涯教育のためのワークショップに参加してまいりました。
今回は「生活習慣病」がテーマで、明日も朝9時から行われます。
今日は、糖尿病、高脂血症、高血圧の講演がありました。3人の講師とも、本音で臨床に密着したお話をしてくださり、大変、勉強になりました。
糖尿病診療のポイント」の講師、岩岡秀明先生は研修医時代に文字通り、手取り足取り御指導いただいた大学の先輩で懐かしく感じると共に、すばらしいなあと感激しておりました。
高脂血症のエビデンスと私」の講師、名郷直樹先生はお若いのに、長年、EBMの普及に尽力されている先生で、いつ、お話しを伺っても楽しく学べます。私もEBMに大変関心があり、1997年頃から、いろいろ勉強していたことがありましたが、その結果をちっとも、診療にいかせませんので、名郷先生をうらやましく思いかつ、あらためて尊敬いたしました。
高齢者の高血圧」の講師、桑島巌先生は大規模臨床試験の成果を製薬会社によるプレゼンにまどわされないようにとの内容をわかりやすく解説してくださり、論文、解説の解釈の留意点がよくわかりました。
明日も楽しみです。