動脈硬化性疾患患者におけるアナセトラピブの効果
昨日はNew England Journal of Medicineの9月28日号が届きました。
今週も盛り沢山の記事、論文です。
その中の一つが「動脈硬化性疾患患者におけるアナセトラピブの効果」です。
”動脈硬化性疾患で強力スタチン療法を受けている患者さんがCETP阻害薬であるアナセトラピブ服用で主要冠動脈イベントの発生率がプラセボより低下した”
という論文です。これまでのCETP阻害薬の臨床試験では有効な結果は認められませんでしたが、今回の試験では良いようです。
先日の抗IL1b抗体による効果の論文と合わせ、スタチンの先の治療が進んでいくことを実感しますね。
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