慢性好酸球性肺炎

dr.gifm3.comという医療サイトにあった症例問題(クイズ)。 本記事も自分への覚書です。

60歳、女性。年末に大掃除をしていたところ、強い咳嗽が出現。1週間たっても改善しないため、近医を受診した。発熱はみられない。胸部レントゲン写真で右肺炎を指摘されたため来院した。これまで呼吸器疾患に罹患した既往歴はない。血液検査では、好酸球比率が22%と上昇している。CRP陰性。もっとも考えられる診断は何か。

胸部レントゲン写真も掲載されていました。選択問題でしたが、

正解は「慢性好酸球性肺炎」。

選択肢は以下の5つでした。

好酸球性肺炎については、

などの説明がわかりやすいです。下記は難病情報センターの「概要」から。

20歳代から60歳代の健常者、特に30歳から50歳の女性に発症しやすい。細菌性肺炎様の症状と画像所見を呈するため誤診されや すく、重症化してから専門医へ紹介されることが多い。末梢気道から肺胞領域の強い好酸球と活性化リンパ球浸潤を特徴とし、呼吸不全化しやすく、治療が適切 でないと線維化影を残すだけでなく、致死的な経過となりうる。早期の的確な診断治療が重要であるが、再燃しやすい。エビデンスに基づいた治療方法はなく、 通常ステロイド治療を一生必要とする。