抗加齢医学のこと
こんにちは、
千葉県木更津市 はやさか クリニック 院長 早坂 章(Akira Hayasaka)(肝臓専門医、消化器病専門医)です。
今日は昨日とは、変わって、また、いい天気ですね。
季節の変りめ、風邪などをひきやすく、体調を崩しやすい季節だと思いますが、皆様、御注意ください。
今日も肝臓病関連ではなく、申し訳ありません。
近況日記を書かせていただきます。(自分用?)
最近は肝臓病の勉強に加えて、抗加齢医学の勉強中です。
いきさつとしては、ウイルス性肝炎の勉強をしているうちに、
- 肝臓の脂肪化、インスリン抵抗性が肝臓病を更に、悪くしそうなことを再度勉強していた、
- 結果、このごろは、テレビや新聞、雑誌などでも取り上げられる、肝硬変や肝臓癌とも関係が深いとされる、脂肪肝の一種、非アルコール性脂肪肝 NASH(正式な日本語名は少し違いますが)について勉強を進めることになった。
- そうしたら、インスリン抵抗性とメタボリック症候群、カロリー制限と長寿の関連性を学んだ。
- 長寿は、医学的に、手助けできつつあるらしいと知った。
- その分野は、老年医学や抗加齢医学を専門にする先生方が研究されている。
- すでに、いままで、無知だったいろいろな医学的事項、受診される方々に対して手助けできることがある。
のような、少し、脱線気味ですが、今後の高齢化社会で診療続けていくためには、「抗加齢医学」が大事だと思いました。
早速、今月(2010年9月)の19日、20日は、「抗加齢医学の実際 2010」(東京 大手町)という研修会に参加して参りました。大変、勉強になりました。
これまでの知識、常識が覆されたり、不明点も多いことがわかりました。この分野、真剣ですばらしい研究が急速に進んでいるのに びっくりしました。
でも、「実際」を診療につなげるのは、少なくとも、私にはまだまだ先のようです。
肝臓病についてもしっかり、遅れをとらないように勉強を続けていきます。
ブログ上はしばらく、日記が続きそうです。
肝臓病患者さんに限らず、皆様が御健康でありますように。
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