本日の外来診療から:ペグインターフェロン注射48週治療を無事完了された方

2017年9月25日日記

午後の外来診療でC型慢性肝炎の患者さんが治療の為に受けておられた、ペグインターフェロン(ペガシス)の注射を予定通り、48回済まされ、終了されました。御苦労様でした。

このインターフェロン製剤は従来の週3回の注射ではなく、週1回の注射ですが、注射前に必ず、副作用確認の為の、血液検査を受けていただき、その結果により、注射の可否、注射の量を判断することが義務付けられています。

一口に48回といっても、副作用、仕事を含めた日常生活の調整、通院時間、高額な医療費など、様々な制約を受けながらの48週間で、私の側からは想像の出来ないくらい長く感ぜられる期間であったと思われます。この方は、治療途中、HCVRNA定性は陰性でしたが、今後、陰性持続の確認、他の肝機能検査値の変動など、まだまだ、油断はできません。しかし、まずは、もう一度、御苦労様でした。ウイルス陰性が続きますように。