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電話相談はしていません

2010年 03月 30日: あなたの肝 臓をもっと健康に!   Better Your Liver!
C型肝炎、B型肝炎の診断、治療を中心にがんばっています。

千葉県木更津市の肝臓専門医
はやさかクリニック 早坂 章です
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さて、これまでブログに書くのは控えておりましたが、この際、明瞭にしておく必要があると思い、書かせていただきます。

はやさかクリニックでは、患者さんへの電話無料相談はしておりません。

本日も、肝炎の患者さんから御電話での御相談がありましたが、はやさかクリニックに受診はなさらず、御電話で相談するのが、御希望でした。

最後には、私が医師として不適格で、金の亡者のような言葉を残され、電話を切られました。 大変、残念です。

無料サービス多い現代、患者さんの一部としては御不満でしょうが、私は職業として医師をしており、また、私立の個人診療所の経営者です。

御相談のある際は、御来院の上、御受診ください。

他院での治療に関する御相談などだけの場合は、保険診療ではなく、自費診療となります。

これも十分、御理解ください。

他に無料相談サービスをなさっているところは、沢山、ございます。
そちらを御利用ください。

後味の悪い記事ですが、御了承ください。

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ばんばんさん、ありがとうございました

2010年 03月 28日:

あなたの肝臓をもっと健康に!   Better Your Liver!
千葉県木更津市の肝臓専門医   早坂 章です
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ばんばんさん、先日は、わざわざ、研究会の報告書を御送付いただいたのに、御礼の連絡もせず、大変失礼しております。申し訳ありません。

わたしが、もたもたしている間にもばんばんさんはどんどん勉強され、その内容をブログで素早く公開され、頭が下がります。医者がしっかりしなくてはいけませんね。

それなのに、ばんばんさんのブログに「はやさかクリニック」の専門外来のご案内まで紹介していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

御恩に報いられるように、努力していきますので、どうかお待ちください。

おかげさまで、2010年のB型C型肝炎ウイルス性肝硬変のガイドラインは、クリニックのホームページに掲載させていただきました。

しかし、ガイドラインの言葉使いが医師向けで、ばんばんさん他、C型、B型肝炎に詳しい患者さんには御理解してていただけるのだと思いますが、御病気が診断されたばかりの方などには、わかりにくいと思われますので、元の意味を損なわないように書きなおさせていただきたいところです。



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来年3月第1土曜日は診療をどうするか?

2010年 03月 8日:

あなたの肝臓をもっと健康に!   Better Your Liver!
千葉県木更津市の肝臓専門医   早坂 章です
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昨日の記事に「ばんばん」さんが早速、トラックバックしてくださいましたが、ばんばんさんは

平成21年度 厚生労働科学研究費肝炎等克服緊急対策研究 公開報告会」

に出席されているのですね。御苦労さまでした。御立派ですね。

私は毎年、3月第1土曜日に報告会があるのは、知っていましたが、これまで参加していません。土曜日の診療がありますので。土曜日でないと、受診できない患者さんも多く、おられます。

専門医として勉強会へ出席して、後日、患者さんに内容を還元させていただければ良いのかもしれませんが、小さな診療所の一人医師には難しいものがあります。

来年、迷うところです。

今日は、言い訳の独り言で終わります。済みません。

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平成22年C型肝炎治療ガイドラインの一部

2010年 03月 6日:

あなたの肝臓をもっと健康に!  Better Your Liver!
千葉県木更津市の肝臓専門医   早坂 章です
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3月4日の夜の講演会では、前回、書かせていただいたように、熊田博光先生は、非常に多岐にわたる内容の講演をしてくださいました。根拠となるデータを提示されてから、新しい平成22年C型肝炎ガイドラインについて御話ししてくださいました。

今日は、一部を紹介させていただきます。

平成22年のC型慢性肝炎に対する初回治療ガイドライン

1. ジェノタイプ 1 高ウイルス量(5.0 Log IU/mL、300 fmol/L、1 Meq/mL 以上)
ペグイントロン+レベトール(48-72週間)
ペガシス+コペガス      (48-72週間)
フェロン+レベトール     (48-72週間)

2. ジェノタイプ 1 低ウイルス量(5.0 Log IU/mL、300 fmol/L、1 Meq/mL 未満)
インターフェロン        (24週間)
ペガシス              (24-48週間)

3. ジェノタイプ 2 高ウイルス量(5.0 Log IU/mL、300 fmol/L、1 Meq/mL 以上)
ペグイントロン+レベトール(48-72週間)
フェロン+レベトール     (48-72週間) 

4. ジェノタイプ 2 低ウイルス量(5.0 Log IU/mL、300 fmol/L、1 Meq/mL 未満)
インターフェロン (8-24週間)
ペガシス       (24-48週間)

平成22年のC型慢性肝炎に対する再治療ガイドライン

C型慢性肝炎に対するIFNの再治療は初回治療での無効の要因を検討し、治癒目的の治療か、進展予防(発癌予防)を目指したALT値とAFP値の正常化あるいは安定化のための治療法を選択すべきである。

1.  初回1型高ウイルス量症例でIFN再燃・無効例への再投与はIFN+Ribavirin併用療法48週間―72週間投与が、治療の基本である。

2.  初回1型高ウイルス量症例でIFN+Ribavirin併用療法(治療後36週までにHCV-RNA陰性化例)への再投与はIFN(αまたはβ)-IFN+Ribavirin併用療法72週間投与が望ましい。

3.  初回低ウイルス量症例でIFN再燃・無効例への再投与はIFN+Ribavirin併用療法が治療の基本である。

 4.  うつ病、うつ状態などIFNαが不適応および、PEG-IFNα+RBV併用療法でうつ状態が出現した症例に対してはIFNβ+RBV併用療法を選択する。

5.  Ribavirin併用療法を行う場合には治療効果に寄与するホスト側の因子である、年齢、性別、肝疾患進行度、IL-28のSNPおよび、ウイルス側の因子である遺伝子(Core領域70、91の置換、ISDR変異)、Real time PCR法によるウイルス量などを参考にし、治療法を選択することが望ましい。

平成22年のC型 慢性肝炎の治療(ガイドラインの補足-1)

C型慢性肝炎に対する治療の中止基準

PEG-IFNα+Ribavirin併用療法を行っても投与開始12週後にHCV RNA量が前置の1/100以下に低下がなくHCV RNAが陽性(Real time PCR法)で、36週までに陰性化がなく、かつALT・ASTが正常化しない症例は36週で治癒目的の治療は中止する。

平成22年のC型慢性肝炎の治療(ガイドラインの補足-2)

1.  1型高ウイルス症例へのPEG-IFNα+Ribavirin併用療法の投与期間延長(72週間投与)の基準:投与開始12週後にHCV RNA量が前置の1/100 以下に低下するが、HCV RNAが陽性(Real time PCR法)で、36週までに陰性化した症例ではプラス24週(トータル72週間)に投与期間を延長する。(尚、50歳以上の女性、血小板が13万以下の症例、または肝生検でF3の症例では投与9週目以降にHCV RNAが陰性化した症例では72週間投与も考慮する)

2.  1型高ウイルス症例へのPEG-IFNα+Ribavirin併用療法で、投与開始36週後にHCVRNAが陽性(Real time PCR法)でもALT値が正常化例は、48週まで継続治療を行い、治療終了後の長期ALT値正常化維持を目指す。

3.  PEG-IFNα+Ribavirin非適応例・無反応例に対するIFN単独長期療法は、最初の2週間は通常量の連日または週3回間歇投与とし、最大8週間でHCVRNAが陰性化しない症例は通常量の半分量を長期投与する。

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熊田先生の講演:C型肝炎治療

2010年 03月 5日: あなたの肝臓をもっと健康に!  Better Your Liver!
千葉県木更津市の肝臓専門医   早坂 章です
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昨日、3月4日診療終了後、夜は、船橋市まで、熊田博光先生のC型慢性肝炎に関する講演「C型慢性肝炎に対するリバビリン併用療法はテーラーメイド時代へ」を聞きに出かけてきました。

第12回東葛C型肝炎研究会での講演です。

内容は、
1.インターフェロン・リバビリン併用療法に関連して最近話題のIL28B(インターフェロン治療が効きやすい体質かどうかの判断に役立つ物質)などについて
2.上記併用療法+プロテアーゼ阻害剤併用療法について(近い将来)
3.ポリメラーゼ阻害剤併用療法について(やや遠い将来)
4.内服剤併用による抗ウイルス療法(遠い将来?)

などの話題に、この春の新しいC型慢性肝炎治療ガイドラインについて、また、新しい肝炎治療助成制度などについて御話しされました。
大変、勉強になりました。80数枚の写真をスクリーンから撮影してきました。現在、印刷し、読み直しているところです。
まとめなおしたら、また、御紹介させていただきたいと思います。

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