ファミコンの日 患者―医師関係

2017年1月27日日記

あなたの肝臓をもっと健康に!
Better Your Liver!

千 葉 県 木更津市の肝臓専門医
肝臓内科、消化器内科、内科
はやさかクリニック
院長 早坂 章です
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今日は「ファミコン」の日だそうです。
1983年(昭和58年)に任天堂が家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を販売開始したのだそうです。
私は1982年(昭和57年)に医学部を卒業し、多忙・多勉強・貧乏な研修医生活でした。
凝り性なので、近づかずにこれまで過ごしてきました。きっと、人生の楽しみの一つを逃しているのかもしれませんが、人生、「あれか、これか」の選択で「あれも、これも」はよくないという基本の考え方なので、後悔はしていません。しかし、いわゆる「ゲーム」がこれだけ、盛んになるとは。

さて、本日の診療は、65名の外来患者の診療でした。私、特に、頸の調子の悪い今、は、限界数です。ほとんどの患者さんが、私達夫婦の事故後の状態を心配してくださり、感謝しております。

肝炎の患者さんでは、このところ、CT検査の検査間隔が開いてしまった患者さんに積極的に検査を受けていただくことを勧めております。超音波検査の盲点とされる部位から、特に横隔膜直下から数名の患者さんに直径1cmの腫瘍を疑わせる所見を認めています。今後も患者さんの不利益にならないように気の抜けた診療をしないように努力いたします。

13日の火曜日はB型肝炎患者さんが、「はやさかクリニック」のある木更津からは離れた、市川市、佐倉市から来院されていました。
お二人とも、主治医から十分な説明を受けていらっしゃらないうちに、バラクルード(エンテカビル)やゼフィックス(ラミブジン)、ヘプセラ(アデフォビル)を処方され、困っておられました。
医師の考える、「正しいこと」も患者さんに その理由が伝わらなくては、良好な患者―医師関係は気付けないと痛感いたしました。自省したいと思います。

明日、明後日は腹部超音波検査に「超」ベテラン検査技師の先生が来てくださる日です。

安心できる結果が多く、心配な結果が少ないように祈っております。