新肝炎治療ガイドライン

2017年1月27日日記

去る3月3日に熊田博光先生を班長とする厚生労働省の研究班からB型、C型肝炎治療の新ガイドラインが公表されました。

早めにホームページにまとめさせていただきますが、概略は

C型肝炎についてはペガシスとコペガスの併用療法が初回治療として、ジェノタイプ1高ウイルス量患者さんへの治療に加えられた点、また、再治療に加えられた点、

ジェノタイプ1高ウイルス量患者さんへの治療に関する補足が充実したこと、

B型肝炎についてはラミブジン治療中の方の核酸アナログ製剤治療ガイドライン(エンテカビル切り替えに関する指標)、初回核酸アナログ製剤の中でのエンテカビルの第1選択の明記されたこと

などが目にふれました。

このガイドライン内容の決定の真意を良く理解しながら、診療に生かしていきたいと思います。