機能性医学とは何か?

日記

さて、機能性医学とはなんでしょうか? 私の理解はまだ浅いと思いますが、

機能性医学とは慢性疾患を内的、外的な諸要素の長期間におよぶ相互反応(バランスのくずれ)と考え、疾患を臓器別の診断としてではなく、人体の生理学的、生化学的な機能異常の結果とみる医学のようです。

そのとらえ方して機能性医学は慢性疾患の予防や治療をそのバランスの崩れの改善に求めます。

機能性医学に関する自分の考えはここまでとして、教科書からの抜粋・引用は下記のようなものです。

Functional medicine is a dynamic approach to assessing, preventing, and treating complex chronic disease. Functional medicine helps clinicians identify and ameliorate dysfunctions in the physiology and biochemistry of the human body as a primary method of improving patient health. Functional medicine acknowledges that chronic disease is almost always preceded by a lengthy period of declining function in one or more of the body’s systems. Returning patients to health requires reversing (or substatially improving) the specific dysfunctions that have contributed to the disease state. Those dysfunctions are, for each of us, the result of lifelong interactions among our environment, our lifestyle, and our genetic predispositions. Each patient, therefore, represents a unique, complex, and interwoven set of influences on intrinsic functionality that have set of the state for the development of the disease or the maintenance of health.

下手な和訳ですが、

機能性医学は複雑な慢性疾患に取り組み、予防し、そして治療するためのダイナミックなアプローチである。機能性医学は臨床医が、患者さんの健康を改善するための主たる方法としての人体の生理学的及び生化学的な異常を同定し、改善する手助けとなる。機能性医学では慢性疾患は、ほとんどいつも人体の一つ以上のシステムの長期間に及ぶ低下が先行していると、とらえている。患者さんを健康に戻すためにはその患者さんの病的状態に寄与している特異的な異常を元に戻す(実際には改善させる)ことが要求される。そのような機能異常は、我々一人一人にとって、人生における長きにわたる一人一人の環境、生活スタイルそして、遺伝的素因間の相互作用の結果である。だから、個々の患者さんはユニークで複雑で相互に絡みあった内的な病気の発現または健康維持の決め手となる機能の影響の組合せを呈している。

といった考えのようです。

この考えを木の幹と枝にたとえた図が機能性医学の教科書に掲載されています。

次回、紹介させてください。