「IL28B:C型肝炎診療はどうかわるか?」肝臓学会総会より

2011年1月12日

今晩は、千葉県木更津市 肝臓専門医 はやさかクリニック院長 早坂 章 (Akira Hayasaka)です。

妻:看護師長の早坂麻奈美、優秀で楽しいスタッフと今日も診療を終えました。

本日、午前診療後、看護師さんのミーティング・会議の前に中外製薬の方が今年5月の日本肝臓学会総会のモーニングセミナー「IL28B:C型肝炎診療はどうかわるか?」の資料を持ってきてくださいました。
名古屋市立大学大学院医学研究科 病態医科学教授の田中 靖人先生が上記のテーマで講演されたセミナーのまとめです。
まとめとしては、IL28B (IFN λ)領域遺伝子多型(SNPs)を治療前に測定することによりペグインターフェロン、リバビリン併用療法治療効果を高い確率で予測可能、というもので、
感受性遺伝子(メジャーホモ)ならば、ペグインターフェロン(・リバビリン併用)療法を受けると有効となる的中率80%以上(再燃例を含む)
抵抗性遺伝子(ヘテロまたはマイナーホモ)ならば、上記治療は無効となる的中率80%以上で、
新規治療薬を待つか、インターフェロン少量長期または肝庇護療法
が望ましい、との、ことでした。