医者の不養生:心臓の検査

2017年1月27日日記

あなたの肝臓をもっと健康に!Better Your Liver!
千葉県木更津市の肝臓専門医 早坂 章です。
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実は2週間前の週末、私自身、左腕に鈍く広がる強い長い胸痛を経験しました。自分のクリニックで院内でできる検査を念のため、受けるとCKという、心臓病に関連した血液検査の値が4桁で、他のいくつかの検査も異常、パターンが少し、非典型的ですが、軽い心筋梗塞を疑わせる結果でした。検査し直しても、同様の結果でした。
激しい運動時や、筋肉を傷つけても、似たパターンをとるのですが、思いあたることが、ありませんでした。
月曜日まで、できるだけ、安静にし、再検、まだ、異常。
しかし、診療は止められず。午前中に前任地の君津中央病院の循環器科医師に連絡。すぐに受診を勧められましたが、午前診療後、昼休みに救急外来受診。よく、診察していただきましたが、不明・不安点が残り、即刻の検査入院も勧められましたが、発作時の薬をいただき、左腕に点滴の管を血液が固まらないように処置していただき、午後診療に戻りました。
午後診療を少し、早めに終了させていただき、再び、一泊入院予定で、妻と受診しました。
遅い時間でしたが、循環器科の先生始め、皆さんが心臓カテーテル検査(肝動脈造影検査)をしてくださいました。とても親身で親切にしていただきました。
結果は問題なし。火曜日の診療を考慮していただき、夜遅くに入院取りやめ、帰宅。先生方が細いカテーテルで検査してくださいました。

先生方・妻・スタッフに感謝するとともに、一人診療所の開業医は、休めず、健康に特に注意する必要性を実感しました。
事態を伏せておこうと思いましたが、患者となり、いろいろと考える機会をいただき、ためになりました。
今後、皆様のお役にたてるように、自身の健康に十分、注意します。