C型肝炎治療・UpToDateから

2017年1月27日日記

先日は、B型肝炎の論文を読んでいる紹介をさせていただきましたが、C型肝炎の治療については、永らく、購読しているオンライン教科書のUpToDate のC型肝炎治療の記述が、大変、役に立ちそうです。いろいろなガイドラインも比較けんとうしながら、述べています。

でも、結局は、受けていただければ、ペグインターフェロン、リバビリン併用療法がよいと煎じつめられてしまいそうですが。

論文構成は、以下のようなすごいものです。

 

はじめに
一般的な点
食事
疲労
処方薬、処方薬以外の薬の用量適切化
食道静脈瘤と肝細胞癌のスクリーニング(確認、定期検査)

治療対象患者さんの選択
ALT正常持続者
肝生検の役割
治療対象と患者さんの割合
治療の目標と長期的な利益

インターフェロン・リバビリン併用療法に関連する因子

NIH ガイドライン
米国肝臓学会ガイドライン
一般治療にあった患者さん
個別化治療の検討が必要な患者さん
治療禁忌の患者さん
その他のガイドライン

注意点

費用効果比

まとめと推奨
急性C型肝炎
初回治療
再燃者と無効者
インターフェロン単独療法後の再燃者
インターフェロン単独療法後の無効者
従来型インターフェロン・リバビリン療法無効者
ペグインターフェロン・リバビリン療法無効者
HCV感染の肝外所見
非対称性肝硬変
免疫機能低下患者
違法薬物使用者
腎臓病患者
ALT持続正常者

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